お互いのスケジュールを共有するようにしたらもっと自由になれた
黒柴さんは意識高い系サラリーマンである。
休日出勤もバンバンやっちゃうし、出張だってしょっちゅう行っている。
仕事や知人絡みの呑み会や遊びもよくやってるみたい。
白猫彼女のほうも、「もっとゆとりある生活をしたら?」と言われるのにはうんざりしてるくらいには、仕事や遊びに全力を尽くしている。
そんな2人が出逢って中距離恋愛を始めてしまった。
デートできるのは多くて月2,3回。
2人とも好奇心旺盛だから、行きたい所やりたいことはたくさんある。
でも自分のペースを乱されたくないし、一人の時間も思いっきり楽しみたい。
そんな悩みを持つなかで、アプリを使ってスケジュールを共有するという方法を試してみた。
仕事や遊びで会えない日。
他の予定もあるけど時間を作れないことはない日。
完全にフリーで、思いっきりお出かけできる日。
これらが1ヶ月以上前から可視化されることで、私はすごく楽になった。
今まではLINEで翌月の予定を確認→デートの度に翌週の予定と、会える日時の確認をしていたのが地味にストレスだったようだ。
私は束縛するのもされるのも嫌いだ。
同じことを何度も言うのも訊くのも好きじゃない。
スケジュールを相手に公開することで、監視されてる気分にならないか不安だったけど、別に相手の仕事や趣味や交友関係に口出すつもりはないし、会えないときはお互い自分の人生を充実させよう、というスタンスなので全く気にならなかった。
むしろ、空いてる日が早めに確認できるので、旅行やデートの計画がすごく立てやすくなって、イライラすることが減ったくらい。
行きたいとこ、やりたいことが見つかったらとりあえず日付未定の予定に入れる→お互いのスケジュールを確認しながら日程を決める→具体的な計画を詰める、を数件同時に隙間時間でやれるのが大変ありがたい。
元々は人に合わせて行動するのが苦手なんだけど、お互いの予定とデートの計画の進捗状況が一元化することで、自分のやりたいことも主張しつつ相手を気遣うこともできるようになった。
スケジュールを共有するのは、相手を支配するためでも自分の寂しさを依存で紛らわすためでもない。
一人のときも二人のときも、全力で人生を楽しむため。
効率よく時間やタスクを管理することで、もっとストレスから解放されるし、その分好きなことに注力できると思う。
これからも、その方法を2人で探っていきたい。