黒柴彼氏と白猫彼女

方言丸出しカップルの日常

気持ちのおすそ分け

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「恋愛は疲れるから嫌だ。」

 

かつての自分はそう思っていた。

 

 

そもそも誰かと合わせるっていうのがめんどくさいし。

 

1人の時間が大好きだし。

 

お金や時間の使い方とか交友関係とか、ごちゃごちゃ言われんの鬱陶しいし。

 

私自身を見てではなく、単に理想の女性像の枠に押し込めたがっているだけのクソつまらんバカ男に振り回されて人生棒に振るくらいなら、自前で気力体力経済力を備えて一生独身でいたほうが楽しく生きていけるわ。

 

今でも恋愛や結婚に対する根本的な価値観はそんなに変わっていないと思う。

 

でも、黒柴さんとお付き合いを始めてから恋愛に対するネガティブな感情が湧くことはほとんどなくなった。

 

1人で過ごす時間は確実に減ってはいるんだけど、別にイヤじゃないというか。

 

思えば、今までの恋愛は余裕がなさすぎて、生活費を投げ打ってパチンコに費やすようなものだったのだろう。

 

今は余剰資金を投資に回している感じ。

 

心のあり方が全然違う。

 

余裕のなさの原因は、お互いの精神的未熟さかもしれないし、時間や経済的な余裕のなさからだったかもしれない。

 

奪い合えば足りぬ、与え合えば余る。

 

大切な人には、1人でいるときにも2人でいるときにも感じる幸せな気持ちをおすそ分けするような気分でいたいと思う。