パートナーの不機嫌とどう付き合うか
最近黒柴さんの様子がおかしい。
些細なことですぐに怒り散らす。
深夜までテレビを観続ける。
インスタント食品爆買いして床で寝落ちする。
休日にふらっと出かけたきり10時間は戻ってこない。
毎朝私が出社するときには「いってらっしゃい。車に気をつけてね。」と言うのに、こちらが行ってきますと声をかけても「んー。」としか言わない。
そもそもこの数日、会話らしい会話をしていない。
なんか私悪いことしたかな?
身に覚えがなくはない。
上司がランチをご馳走してくれるからお弁当がいらなくなったと前日の夜まで言わなかった。
黒柴さんが残業して遅くなったときに先に寝てた。
床に寝落ちしてたときに放置してた食器を洗わなかった。
積極的に優しい言葉をかけたり事情を尋ねたりしなかった。
どれもこれも、いわゆる一般的な理想の嫁像からはかけ離れた行為だったかもしれない。
だけどそれらに対しては、善処はするが全ては叶えられないし、だからと言ってそんな扱いを受ける言われはない。
精神的経済的に自立した関係を望み、生活費は完全折半。
だとすれば、家事などの相手のために思いやりの範囲で〇〇したことに対して感謝はすれど、△△しなかったことに対して文句を言うべきではないと思う。
そもそも、上司が翌日のランチに出前を取ってくれることと、夫が今夜のアジフライを私の分まで食べることは何の関連もない。
言い方は悪いが、床で寝落ちしようが朝からため息つきながら食器洗ってようが、自業自得ではないか。
朝起きたらお味噌汁の匂いがし、夜帰ると肉じゃがの匂いがするような家庭がお望みであれば、労働や住環境を変えるか、家事代行や最新家電や惣菜等に投資するか、パートナーを変えるしかない。
結婚の改姓手続きもまだ完全でもないのに、離婚とかやだよめんどくせー、子どもいなくても調停とかいるんかな?
文章にすると笑っちゃうけど、元々がそんなにポジティブな性格ではないので、どんどんと悪いほうへ考えてしまうにゃんす。
でも、「理想の嫁像とは違うから不満なんだろう」っていうのも私の被害妄想でしかないんだよね。
単に仕事が大変なだけかもしれないし。
暴食も深夜テレビも、ふらっとどこかへ出かけるのも口数が少ないのも、自分の機嫌を自分で取ろうとしているようにも見えるし。
そんなときにあれこれ構うのも逆効果だって知ってるし。
私まで一緒に不機嫌の波にのまれてもどうしようもない。
私は私のできることをやり、余裕ができたら相手のためにできることをしよう。
まずはよく寝てよく食べてよく運動して。
気が向いたら黒柴さんが喜びそうなことをしよう。
そう考えると何だか楽しくなってきて。
今日はサプライズでポテサラ(お惣菜)や!
むむっ、効果がないだと⁉︎
それならば鰻の蒲焼き(風かまぼこ)弁当だ!
それで反応があれば嬉しいし、別になくても次の手を考えればいいだけだし。
パートナーの精神が安定しているに越したことはないけど、苦楽を共にする人生の相棒に対して。何があっても私の前では笑顔でいろなんて傲慢なことは思わない。
自分のことは自分でやり、余裕を持って相手のことを思いやり。
なんかつまらないと思うときは、受動的になってるときだな。やりたいこと、楽しいこと、面白いことを探して能動的に生きていこう
— にゃんす (@nyansu_nyan) 2020年7月16日
「自分の機嫌は自分で取る」ことも大事だけど、「他人の機嫌で自尊心を下げない」練習も必要だと思う。
— にゃんす (@nyansu_nyan) 2020年7月18日
目の前の人の感情と自分の価値が直接リンクしてることって実はそんなに多くないよ。
余裕がない相手と同じ土俵に立ってワーワー言うてもしゃあないんで、私は私のキャパ内でやれることをやるんや。被害者意識で悲しくなるより、自分をほめほめして楽しくなろー。
— にゃんす (@nyansu_nyan) 2020年7月18日
「世帯年収1000万」「経済的精神的に自立した関係」が理想の結婚ってよく聞くけど、それって「仕事から帰ってきたら奥さんがお風呂とご飯の用意して笑顔で出迎えてくれる」みたいないわゆる旦那ファーストで世話を焼いてくれる旧来の理想の家庭像とトレードオフの世界線だってこと分かってるのかな?
— にゃんす (@nyansu_nyan) 2020年7月19日
そうして平穏に過ごせる日々の小さな幸せを噛み締めていきたいと思う。