黒柴彼氏と白猫彼女

方言丸出しカップルの日常

よく分からんがプロポーズされた

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付き合って半年過ぎたくらいから、なんとなくソワソワした感じはあったけれど。

 

クリスマスとお正月逃したら、1年記念である3月まではないかな〜と完全に油断しておりました。

 

私から言っても良かったんだけど、本人がタイミングを図っているというか決意を固めているような感じだったから、まぁもうちょい待っててもいいかーと思っていたんですよね。

 

昨日、動物園デートに行きまして。

 

ずっと前から行きたかったとこなんだけど、その日に限って雨になったりして、3度目にして念願のリベンジ。

 

だけど黒柴さんはローテンション。

 

元旦に熱出して寝込む→仕事始め→残業・休日出勤でお疲れだったようす。

 

動物園までは車で片道2時間以上かかるのに、お昼頃まで起きてこない。

 

しんどそうだし、今日の予定はキャンセルしてのんびり過ごすかな〜とダラダラしていたら、突然行くと言い出して準備を始めた。

 

しかし車内でもテンションは低いまま。

なんとなく話しかけづらい。

 

動物園では楽しそうにしていたけど、見たかったイベントは終わってたし、寒いし、閉園時間迫ってるしで私の方が気が気じゃない。

 

動物は可愛かったし、途中で寄ったお店の海鮮丼は美味しかったけれど、帰りの車内も微妙な空気のまま。

 

なのに突然イルミネーションスポットに寄りたいとか言い出す黒柴さん。

 

いや今から行ったら帰り遅くなるし。

明日君仕事でしょ?

今日はもう帰って早く寝ようよ。

 

今思えば、そもそもイルミネーション自体目が痛くなるからそんなに好きじゃないし、昔他の人と行ったことあるし、という言葉は飲み込んどいて良かった。

 

黒柴さんは食い下がってきたけど、私が冷静に却下し続けるから、最終的には渋々帰路に着いた。

 

ずっと上の空で、居眠り運転でもするんじゃないかといった感じの黒柴さんにハラハラしながら無事到着。

 

車から降りて、近くの居酒屋さんに寄り、今度こそ本当に帰りますかってときに、いつもとは違うルートで歩きたいと言い出す黒柴さん。

 

公園の横をのんびり歩きながら、そう言えば告白されたときも、全く同じ居酒屋さんで呑んで、同じ公園を歩きながら、なんだかしまらない台詞でお付き合いが始まったんだっけ、とぼんやり思っていたら。

 

「ねぇ、いつ結婚する?」

 

突然すぎる言葉にびっくりしつつ、まぁ最近結婚式の話も出たしと思って、

「うーん、いつでも良いけど、仕事とか親への挨拶とか、色々な兼ね合いがあるからねぇ。いつが良いかなぁ?」

と真面目に返答。

 

なのに何故かテンパる黒柴さん。

「あれ?なんか予想と違う…順番間違った?僕と結婚してください??」

 

うん、思いっきり順序間違えとるし、一番重要なセリフを今サラッと口走ったぞ。

 

とりあえず落ち着こうと、公園のベンチに腰掛けて深呼吸。

 

うん、月が綺麗ですね。

 

その後も、実は10月くらいから機会を伺っていたこと、私の職種と性格上、婚約指輪や過度な演出は好まれないと思ったこと、本当は今日イルミネーション見ながら言いたかったことなどをアタフタ話し続ける黒柴さんと、つられてアワアワし出すにゃんす。

 

やっぱりなんだか締まらないカップル。

 

お互いわぁわぁ言いながら自宅に到着し、改めて仕切り直し。

 

 

いやその枕詞いる⁉︎

カピバラさんのオス、縄張り意識が強く凶暴やからって隔離されとったよ⁉︎

と後でめちゃくちゃツッコミ入れたけど。

 

一応婚約成立っていうことになるのかな?

 

とりあえずお互いの親へ挨拶へ行く日をざっくり決めて、両家顔合わせや結婚指輪や婚姻届、仕事や引っ越しのことなどについてもざっくり話し合って。

 

あまりの急展開に頭が追いついていないんだけど、よく分からんがプロポーズされて、よく分からんままに人生が次のステージに進みそうです。