黒柴彼氏と白猫彼女

方言丸出しカップルの日常

はじめての共同作業

f:id:nyansu-nyan:20190501174939j:image

「そうだ、タコパしよう!」

生まれも育ちも九州の黒柴さんが、突然こんな事を言い出した。

 

 

どうやら、先日お花見デートで出かけた先で買った屋台のたこ焼きがお気に召さなかったらしい。

そんなとこで味のクオリティ求めるなよ、と思ってしまうドライな白猫彼女だけど、面白いことは大好きなのでとりあえず全力で乗ってみた。

f:id:nyansu-nyan:20190501173158j:image

まずは早起きしてタコを仕入れに行くとこから。

「ここならタコ揚がってるみたいだよ!」と焚きつけたのは全力にゃんす、車借りて高速飛ばして生ダコ買ってくれたのは黒柴さん。

自由すぎる白猫彼女は、海鮮丼に満足して助手席でむにゃむにゃしてただけである。

2700円もする生ダコを買っといて、2人とも捌いた経験はない。
f:id:nyansu-nyan:20190501173203j:image

帰宅してタコの捌き方を動画で予習して、いざ実践!

まずはじめに「頭を反転させて内臓を取り出す」という作業があったのだけど、あまりにもグロかったので写真は割愛。
f:id:nyansu-nyan:20190501173139j:image

塩かけるとヌメヌメした変な汁を出す生ダコにドン引きする白猫彼女と必死に洗い続ける黒柴彼氏。
f:id:nyansu-nyan:20190501173216j:image

キレイに洗ったあとは、沸騰したお湯に塩入れてどぼん!
f:id:nyansu-nyan:20190501173201j:image

足がくるんってなってきた!
f:id:nyansu-nyan:20190501173149j:image

1人暮らし用の小さな鍋になんとか収まりました!

ちなみにここまでの作業、包丁入れたり内臓取ったり身体を洗ったりしたのは普段スーツでお仕事してる文系男子の黒柴さん、水道の蛇口ひねったり塩かけたり写真撮ってたのは普段白衣でお仕事している理系女子のにゃんすである。

 

仕事柄グロ耐性があるのは私のほうなので、キモいけど下ごしらえは私がやんなきゃかな〜と思っていたのに、「写真撮りたいでしょ?」と率先して調理してくれる黒柴さん。f:id:nyansu-nyan:20190501173221j:image

茹で上がったら氷水でしめて。
f:id:nyansu-nyan:20190501173154j:image

ようやくいつも見るタコらしい形になりました!
f:id:nyansu-nyan:20190501173207j:image

タコのヌメヌメで詰まりかけた排水口を掃除する黒柴さんの隣で、せっせとタコを刻むにゃんす。

鮮度抜群なだけあって、タコ刺しにしても絶品でした!
f:id:nyansu-nyan:20190501173211j:image

この日のために用意したタコパグッズ。

「このままだと収納する場所に困るでしょ?不用品を売って、スペース確保&タコパ費用にあてよう!」と焚きつけるミニマリストにゃんすと、素直にメルカリ出品してそこそこ売り上げる黒柴さん。
f:id:nyansu-nyan:20190501173143j:image

「他にも応用が利くように」とカセットコンロ+専用プレートにしたはずが、謎のタコグッズを揃える黒柴さんと、こういうの嫌いじゃない白猫彼女。
f:id:nyansu-nyan:20190501173146j:image

タコパ初挑戦のくせに返すのが上手い黒柴さん(右半分担当)と、今まで先輩ぶってたけどよく考えたらいつも関西出身の友達に丸投げしてた白猫彼女(左半分担当)。

後半の焼きは全て黒柴さんにお任せしてました。
f:id:nyansu-nyan:20190501173136j:image

(主に黒柴さんが)色々と苦労した甲斐あって、出来上がったタコ焼きはカリッとフワッとジューシーかつ旨味たっぷりの逸品に仕上がりました!

お付き合いしてから2人で一緒に何かをするっていうのは初めてだったけど、全力にゃんすの無茶振りに乗ってくれる所にも、キモいとかグロいとか一切言わずに調理してくれる所にも、写真映えを気にして色々やってくれる所にも、改めて良い人だなと思った1日でした。

f:id:nyansu-nyan:20190501190311j:image

食後に推しアニメ鑑賞会もやってくれるとか、神対応にもほどがある…!